どうも。めんたいこです。
テスト期間が終わり、束の間の休みを満喫しております。
先週はニュル24hレースが行われていました。
私はあんまり見ることができなかったんですが、スバルがクラス優勝やら、KONDOレーシングが初参戦で総合10位やら、嬉しいニュースもいっぱいありましたね。
で、今更ながらそのお話をさせていただければ。
・・日本勢の中で、このような素晴らしい結果を残したチームもありますが、一方で、すごく悔しい思いをしたチームもあります。
例えば、RPバンドウ。
途中で車両火災が起こるという、マサ監督の言葉をお借りするなら「ありえないトラブル」が発生・・。
レース終了後の、あの悔しそうな、普段見せる顔とは違う、あの顔が、一週間経った今も忘れられません。
「悔しい。正直舐めてた。来年も絶対参戦する・・。」
なんかグッときました。
・・そういえば、新型GRスープラも、このニュルの「悔しさ」から生まれた車。
ニュルのコースを、ドイツのメーカーはプロトタイプの試作車で走っているのに、トヨタは、遠い昔に発売を終了した80スープラで走らなければいけない「悔しさ」ー。
これが、GazooRacingの始まりであり、このGRスープラが生まれるキッカケにもなった出来事なわけです。
こうやって考えてみると、「悔しさ」ってのは人を変えるというか、成長させる、そういう大事な要素なんじゃないかな、と。
そして、その悔いを燃料に、人は前に進めるんやろなーと思うわけです。
どこぞのメーカー、ルマンで悔しい結果となり、1年でそそくさと撤退。
ドライバーの言っていた「悔しい、来年も参戦したいー。」という発言をさら~っと流し、前に進むことを止めたメーカー。
なんか絶好のチャンスを逃しているようで、勿体ないとしか思えない。
この「悔しさ」という燃料は、誰もが貰えるわけじゃない。
目の前の困難に、真剣にぶつかってこそ貰えるもの。
だから、まずは「悔しさ」を貰えるチャレンジをすること。
そして、貰った悔しさを燃料に前に進むこと。
私は直近に、GTS鈴鹿10Hの出場を控えておりますが、このことを意識して頑張っていきたいと思います。