こんにちは、めんたいです。
今日は先日(11/21)にレインボーサーキット桑名で開催された「8時間耐久レース」の様子についてレポートしたいと思います。
今回のレースでは、以前に紹介したとおりチーム内外から沢山のドライバーを集め、2チーム体制で参戦をいたしました。
ここでは、便宜上チーム「めんたいレーシング」をAチーム、「めんたいレーシングwithJNL」をBチームとします。
フリー走行・朝の様子
Aチームには、めんたいレーシングのエースドライバー達と外部から2名の助っ人をお招きして、計6名で参戦をしました。
特にガヤルドさん、Ricecakeさん、マサネンの3名はカートの経験も豊富で、前2名に関してはこのサーキットで過去に、あるいは前日に走行した経験があるようでした。
しかしながら残りはこのコースで初めての走行ということもあり、コースウォークで念入りにコースの確認をしたり、練習走行でのオンボードを見ながらコースの解析を進めたりしていました。
この辺の徹底ぶりはさながらプロの所業で、個人的にレベルの高さを感じていました。
Bチームのドライバーたちは、このコースが初めてどころか「カートが初めて」という方も多かったですが、前日に走行してみたドライバーや、経験者からアドバイスを受けるなど、積極的な姿が見受けられました。
予選
予選は「事前に抽選で選ばれたカート」に「事前に抽選で選ばれたドライバー」が乗ってタイムアタックするというものでした。
抽選の結果、Aチームはガヤルドさんが29号車、Bチームはダウンさんが38号車でアタックすることに。
結果は、Aチームが圧倒的なタイムでポールを獲得し、Bチームは初走行で難しいところもあったと思いますがタイムを出し12番手グリッドを獲得しました。
この瞬間、Aチームには少し緊張が走ったのでした。(笑)
決勝 ー前半ー
決勝は予選で獲得したグリッドから、ルマン式スタートで始まるというものでした。
スタートドライバーは、Aチームはポールを獲得したガヤルドさんが、BチームはエースドライバーのVさんが担当。
ランナーには足に自信のある2名を起用し、結果最高のスタートダッシュを決めることができました。
Bチームも少しポジションを上げてのスタートで、非常に良かったです。
ちなみに、この辺りから皆が薄々気づき始めるのですが、この29号車が超アタリカート。
もちろんガヤルドさんの腕による部分もかなり大きいのですが、このスティントで全体ファステストとなる44秒844をマーク。
後にも先にも、44秒台に入ったのはガヤルドさんのこのラップだけだったと記憶しています。圧倒的。
Aチームはこのあとマサネン、Ricecakeさんと経験豊富なドライバーが繋ぎ、ガヤルドさんのスティントから含めて3位以下を圧倒的に離し、2位とも十分なギャップを築きながらトップを独走していました。
そうして十分に築いてもらったマージンを少しずつ吐き出していくような形で、こば→さくら→yuaと繋ぎ、また少しギャップを作ってもらって・・・を繰り返していく予定でした。
Ricecakeさんから代わったこばも、少しずつ差を詰められてはいくものの悪くないペースで走行。
そうしてさくらにバトンを繋いだのですが、ちょっと今ひとつなカートを引いてしまったようで、いくら初走行とはいえ(実力を考えると)そんなタイムにはならんやろというタイムを連発。ポジションもこのときには4番手まで後退。
トップを独走していたスタートから一変、みるみるポジションを落としていく姿に耐えかねたという点や、ちょうど良さげなカートが引けそうな状況であったことから急遽ピットインを決断。
次のドライバーであるyuaに大至急準備をさせ、さくらにピットインを指示しました。
狙っていたカートは引けませんでしたが、スムーズにバトンタッチをすることができyuaになんとか引き継げました。
が、状況は一変。
6周ほどしたところで、なんと「ドレスコード違反」により痛恨のペナルティ。
中身は「ヘルメットのあごひも締め忘れ」。
これにより5分ほどの時間を要し、7番手まで大幅に後退することとなってしまいました。
ドライバーも責任を感じ、また私も責任を感じ、現実を受け止めきれず、しばらく現場に居合わせることができなかったです。
あの時急かしていなければ、ちゃんと確認しておけば・・・
そして、これがきっかけとなったかのように、チームはペナルティを連発。
yuaからペナルティ明けでバトンを受け取ったさくらには黄旗追い越しのペナルティ、Bチームもタイヤバリア接触のペナルティなど、一気に崩れていってしまったのでした。
レースはそう簡単ではないですね。