どうも、めんたいです。

今回は、7月14日にAPGで開催された「スポ耐 8時間レース」の参戦記をお届けします。

参戦体制

今回のレースは、FDRCさんとジョイントしまして「めんたいFDRC」の形で参戦しました。

ドライバーは、FDRCさんよりガヤルドさんとマサネン(掛け持ち)、ゲストとして前回レインボー8耐(振替3H)に参戦していただいたすばるさん、そしてめんたいよりあずーらユアの計5名です。

今回、そもそも私は行く予定がなかったのですが、どういうわけか行くことになり、いざ到着するとなぜか監督補助をすることになり・・・

何も把握していない状態で、初のAPGレース、初のGT1クラスを担当することになりました。

レース

予選は抽選で、10台中10番グリッドを獲得。

めんたいチームの予選はいつもこんなもんです。トップか最後尾。

スタートから天候は雨。全GT1クラスチームがウェットタイヤでのスタートとなりました。

今回は、給油に結構時間がかかるレギュということもあり、鍵になりそうなのは、

  • 燃費良く走り、いかに給油量を減らせるか
  • おまけで、ウェットタイヤをいつ捨てるか(=いつドライになるのか)

という感じ。

レンタルカートのレースとは違い車両交換などはないため、淡々と、最長スティント時間の40分だけ守りながらピットを済ませるのみ。

しかも、いろんな作戦やデータは予めあるので、それに沿ってこちらも淡々と回すのみ。

ドライバーも本当に安定していて、私は概ね、順調にラップを重ねるのを見守るだけでした。

3時間ほど経ったところでしょうか、雨が止み、ほんの少しドライ路面も見えてきました。

このとき、このレースの監督を務めていたマサネンが走っていたので、ピット等は私が指示するタイミング。

このままウェットでいくのか、スリックに替えるのか。

・・・少し我が出てしまいました。

というのも、タイヤをスリックに替える場合、給油時のピットタイム3分にプラスアルファの時間をかけ、スタッフの方に替えてもらう必要がありました。

・・・ポジション的に、ピットのタイミングもありはっきりとは分かりませんでしたが、だいたい5位くらいでトップと少しずつ差ができ始めていたタイミング。

一斉に交換となると大きくロスしてしまう恐れもありましたし、何よりここが一番の勝負どころ、転換点になるのではないかと思い、すこーし(組まれていた)予定より早くマサネンを呼び戻し、(結果的には)他車よりかなり早いタイミングでスリックに交換しました。

まだウェットパッチが多く残る難しい路面で、かつレンタル車両のGT2クラスもいる混走レース(=抜く時ウェットラインを走らなければならない)でしたが、すばるさんがほぼミスなくこなしてくれた結果、ウェットタイヤとほぼ同等か少し速いタイムを刻んでくれました。

後々話を聞くと、ちょっとかわいそうだったかなぁと思うというか、すばるさんの技術に助けられた部分があっての戦略だったなぁと思っています。

その他いろいろ・・・ありましたが、(その時点では)あのあとまた雨が来るかもしれないという予報で、1セットしかないウェットタイヤを温存しておきたかったという思いもあり・・・。(結局そのあとウェットの出番はありませんでしたが)

結果的にこれが正解だったのかは・・・タラレバなのでわかりませんが、後々色々と考えました。考えたとて、過ぎたことではあるんですけど。

少なくとも、私かマサネンかという違いで、このチームの運命が少し動いた瞬間ではありました。この瞬間、マサネンが指示を出していたら少し結果が変わっていた世界線も・・・?

普段ワンオペなのであまり気にならなかったですが、今回こういう立場でやってみて、こういう可能性を突きつけられると、色々考えるいい機会をもらえたかなぁと思ってます。

で、結果をいうと5位でチェッカーを受け、のちの再車検で失格車両があったため4位繰り上げでの最終結果となりました。

ずいぶんさらっと言うねぇ?と思いました?

いつもは何ページにもまたがってレポート書くのにね?

鍵になると言った燃費はどこいった?

いやいや、別にやる気がなくて端折ったとかそういうことではなく。

3位とは5ラップほど、5位とは十数ラップほど差があっての4位だったわけです。

細々としたことは色々あったと思うんです。

燃費の面、少し狙いとは外れてしまいました。

狙い通りできていれば順位争いできた可能性はありますが、これはタラレバ。

そもそも実行できるものだったのか?これもタラレバ。

結局蓋を開けてみれば・・・?これもタラレバ。

それ以外いろいろターニングポイントはあったけれども、全部タラレバ。

誰かを責めたり、否定したりできない世界です。タラレバは根拠にならないので。

でも、そもそも責めるとかそういう話じゃなくて。

なんというか、この順位になるべくしてなった感というか、あの時ああしていれば順位が変わっていたのに・・・みたいな大きなものがない、押し付けられた「妥当感」が個人的にはあって。

何かこれというモノがあれば、この順位で仕方ない、次頑張ろうと思えるかもしれないし、それでもこの順位で良かった、次はもっと頑張らないとと思えるんだけど、それができない。

まぁ、めんたいとして初のAPGレース、GT1レースで、めんたいの2人もまだ2,3回目のAPGでこの順位は、ひとまず満足していますし、「妥当」と言うには十分すぎる結果かもしれません。

とはいえ、一緒に我々と出てくださった3名や、誘ってくださった方々のことを考えると、この順位が妥当ですよねというには物足らないし申し訳ないんですが、じゃあ何がこの順位たらしめたのかと言われると釈然としないこの感じが・・・

強いて言えば立場上、というより実際問題、一番は私の、次にめんたい陣営側の力不足でした申し訳有りませんという他ないのですが・・・

これが、これ以上何も言えないというか、さらっとまとめる他ない理由です。

まぁ、持ち込みなんで車の差って話もありますが。これは私の専門外なんで・・・

思い返せば、チームとして初めて出たレインボーの8時間耐久も、ガヤルドさん、マサネンの強力助っ人の力を借りつつ4位。あと一歩及ばず。

まぁ背景を考えると悪くないよねってところなんだけど、あの時は反省も多数あり、悔しかったなぁ、と。

その十分すぎる、だけども悔しい4位が、一段階難しくなって再び戻ってきました。

こうしていつまでもレースを続けていくんでしょう。

さて、FDRCさんと次のレースがあるか否か。今のところ何も聞いていません。

我々は今後も誘っていただけると大変ありがたいのですが、今回は不甲斐なかったなぁと思うので(特に私が)、この先どうなるのかはわかりません。

ですが、絶対この4位で終わりたくは無いと思っていますので、また機会がありましたらぜひよろしくお願いいたします。

FDRCさん本家チームのレポートや、FDRCさん視点からのめんたいFDRCレポートがまた後日あがると思いますので、ぜひこちらからチェックしてみてください。

とりあえず今晩は、このブログに掲載されている監督理論でも読んで勉強しようと思います。

今回も応援ありがとうございました。

それでは。