どうも、めんたいこです。

明日、8/10は「めんたいレーシング」発足から一周年の記念日です。

本当は、明日このブログを投稿できればよかったのですが、明日は東京にいて少し忙しいので、先だって投稿させていただきます。

(ちょっと長い文章になりましたので、読む際は覚悟のうえで。)


チームの動き

この一年、いろんなことがありました。
長いような、短いような。



チーム発足のきっかけは、「オリジナルロゴ」を作ったところから。

よく部屋に来てくださる、仲良くしてくださる方向けに、オリジナルのステッカー(下のロゴ↓)を配布したところ、「めんたいレーシング」=「チーム」という認識が広まり、じゃ、チームとして動くか、となったのが始まり。

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​発足当時は、全くチームらしいことはしていませんでした。

「のんびり、まったり」をコンセプトとした自由なスタイルで、チームというよりはコミュニティというような、そんな感じ。

・・それから数カ月後。
そろそろチームとして何か動きたいな、と考えるようになり、「チーム対抗レース」なるものを考え始めます。

で、相手を探していると、他チームオーナーの方と知り合い、レースをすることに。

これを皮切りにチームとしての活動も増え、各選手がいろんなレースに参戦するようになります。

これまでも、各選手が自由にレース参戦していましたが、チームとして、最も初めに参戦することとなったのは「indiVGT」というレース。

やはり最初というだけに、思い入れも一入で、無線に入ったり、色々な面で積極的に活動をさせていただいているつもりです。


それからは、各選手が自分でレースを見つけ、NLGTなど他のレースにもめんたいレーシングとして参戦しています。

また、色々なレース等で新たな方とも知り合い、メンバーも増えました。

その一方で、私のようにほとんどレースには参戦せず、まったりとリバリー作りを楽しんだり、ドライブを楽しんだりしている方もいます。

自分は、これがこのチームの良さだと思っています。
コミュニティの色を残しつつ、チームとして動いているこの感じが。

各個人が、自分のやりたいことをのんびりやる。
そして、チームとしてはそのサポートに徹する。

各個人の目指すことの実現に向け、サポートする。

発足当時から大事にしていた「自由さ」。
そして、それをサポートする姿勢。

これは今まで守りぬいてきた、と自負しています。
と同時に、今後も大切にしていこうと思っています。


責任者としての葛藤

いろんなチームを見ていると、私の方針は何かと変わっているのかもしれません。

他所のチームでの「当たり前」が、うちでは違ったり。
その逆も然り。

チームに対する考え方がまるで違う方もいます。

でも、違うことこそが最大の強みなのではないか。
方針が他所と同じである必要なんてないだろう、と。

他所に合わせるつもりはありません。
某ドライバーじゃありませんが、「人と違う道を行け」って感じ。

チームのようなものは、私の知らないところにも数多存在してます。

そんな中、同じようなことをやるだけだったら、いつか消えるでしょう。

リバリーを作る人、ドリフトをする人、レース上級者や初心者・・本当に色々な方がいる、たぶんこんなチームは少ないと思います。

このような状態のチームを維持するためには、自分の方針は、たとえ他所と違えど、貫き通さなければいけないと思っています。

月並みな目標かもしれませんが、私はこのチームの名前を永久に残したいんです。

例えば、「めんたいレーシング」として現実のレースに参戦するとか。

そうすれば、社会的に、こういうチームが存在していたという記録は残る。

・・・とにかく、ゲームの中だけで終わらせたくない。


だから、このチームを無くすわけにはいかない。

と。

ただ、前にも話した通り、細々とやって長生きするのは本望じゃない
ごますりペコペコして生き残る、そんなセコい経営術は好かないんです。

それ故に、いろいろ迷惑をかけた部分もあります。

後から、チームとしての寿命を縮めてしまったかなぁ・・と反省することや、やっぱり、チームを回していくほどの度量はないのかなぁ・・と落ち込んだり。

まぁ、それは自分が勝手にやったことが原因。

自己責任ですから、そういったことを周りにぼやいても仕方ない、と思い、一人様々なことを抱え込み、爆発させ・・の繰り返し。

正直、何度かこのチームを離れようと考えたこともあります。
(5~6月くらいかな)

まず、何より、自分が大いに迷惑をかけてしまっていること、そして、チームを任せられる、信頼できるメンバーがたくさんいること・・。

・・ある時、ドライバーにお仕事をお任せした時期があります。
メカニックとか、企画とか。

その頃、私は本気でチームを去ることを考えてました。
(自分はずっと面倒見ると言っていましたが、引継ぎが上手くできたらいなくなる予定でした)

まぁ、受験で忙しくなるから~的な部分もありましたが、割合で言えば9:1、いやそれはどこかの事務所だけど、7:3くらいの割合で逃げるつもりでした。

投げ出すのは無責任だし、そんなのは本望じゃないけど、もう死んだも同然の人間、居座り続けるのは往生際が悪い。

きっと彼らに任せた方が良いチームになる。

名前が変わる?チームがなくなる?かもしれないけど、たぶんもっと良い別のチームを作ってくれる。

だから、あとは皆でうまくやってね・・。

今後チームが回っていくのを確認して、引退しよう・・。

いやいや、お前まだいるじゃないか。

そう、結局逃げはしませんでした。

それは別にチームが上手く回ってなかったからとかじゃなくて。


思いとどまった理由は、「めんたいレーシングシャツ」「国体」

しょーもない理由と言えばそうなんですが、ちょうどその頃、チームで作ったオリジナルのシャツが届いたわけです。

う~ん、このシャツ、着るつもりで作ったしなぁ・・
逃げたら着にくいしなぁ・・

・・と。

なんとも単純な人間w

まぁそれだけじゃなくて、この頃ちょうど国体予選も控えていたんですが、そもそも、国体に参戦しようとなったのもsakuraさんなどのおかげだし、
それからも、本当に多くの方に練習に付き合っていただいたりと、何かしらの形で恩をいただいていたわけです。

これで自分は何もせず、しれーっと逃げようって、そりゃどうなんだ、と。

往生際が悪くたって、疎まれたって、そんなのは気にすることじゃない。

自分のことくらい自分の意志で決めよう。

だから、

「せめて何かしら貢献してから去る」

と決め、今に至ります。

(未だに、チームを離れていれば・・と考えることはしばしばありますが。)


個人的に考える「チームの方針」

私に対してどのようなイメージを抱いているでしょうか。


マヌケな人?変態?パソコン好き?

個人的に、最も多いんじゃないかなと思っているのは、「よくキレる人」というイメージ。

・・まぁ、色んな所で吠えてきました。否定できません。

毎回何を思ってこんなにアツくなっているのか、理解に苦しまれる事もあるかなとは思うんですが。

私の中でこだわりがあって。

これまで、チームドライバーにキレたことはほんの数回しかありません。
それも、別にレースがらみのことじゃないです。

結果とかでドライバーにキレることはまずないですし、そもそもお説教じみたことは私もされるのが好きじゃないので、基本的にはしません。

仮にレースで上手く行かなかった点があったなら、それは言わずともドライバーは分かっていますから。あえて言う必要はないと思いますしね。

つまり、私が主にキレているのは他者に対して。

例えば運営相手にだったら、運営が必要最低限うまく回さなければならない予選・決勝レースなどがうまくいっていないとき。

他者(他チーム)相手だったら、ルール違反や、マナー違反と思われる行為が見られたとき。

・・・決してチームだからって、メンバーは多い(と私は思っている)からって、すべてが楽にできる訳ではありません。
チームにもチームなりに大変なことはあります。

また、運営は運営とて大変なのもよくわかってます。
ルールをどうしようか、ペナルティはどうしようか・・すごく難しいです。
何度も経験してきました。

だから、チームだったり運営だったりを軽視している人とは、どうしても分かり合えないというか、(時には)許せないというか。

「こっちは苦労してんのに、大チームは楽でいいよな」とか、「運営に感謝しろってのは違うんじゃない?」みたいなのは、私は?と思うし、私が間違ってました~なんて簡単には譲れない。

というか譲ったら(=自分の非を認めてそれらの人と同じレベルに落ちたら)人として終わりだと思っているので、対立することもあります。


で、今後はその対立を良しとするのか否か。
ちょうどいい節目に考えてみるわけです。

個人的な答えとしては、YES。
なぜか。

例えば運営だと、こういう良いレースの場を設けてもらっていることに感謝できない、いやむしろ運営がひぃひぃ言って企画を回すのは当然だと思っている人と、無理に折り合う必要があるのかということ。


やっぱり、運営(に限らずとも)感謝するとか、そういうことは(そもそも人として)徹底してできるべきだろう・・。

これが根本的な、一番基本の部分の方針。

根本を曲げてまで折り合おうって、いやいや、根本を曲げちゃ「このチームはどういうチームなんだ?」ってなっちゃいますし。

もちろん、すべてと真っ向対立ってわけじゃないですよ。
そういう人とはお互い干渉しない±0の関係が一番理想ですが、やむを得ないときは対立しても・・・っていう、それだけのこと。


2年目からは、やり方を考えるとしても、「自由」「感謝」を大切にという個人的な方針は変えないつもりです。


2年目に向けて

この一年振り返ってみれば、結局、貢献しているどころか足を引っ張っていることの方が多かったような気がします。

でも今は、先に述べた通り、「永久に名前を残したい」と思っています。
言い方を変えれば、自分は絶対にチーム運営を放棄しないということです。

ただ、

愛想尽かされて、チームを脱退されても、私は何も言えません。
悪いのは私ですから。

一人だけになってても、文句は言えません。

その辺の選択も「自由」です。

・・なんだかんだで一年。
協力が、理解がなかったら、絶対ここまで続かなかった。
本当に感謝してもしきれない。

というか、チームなんてメンバーあってのもの。

なんでこんな人間なのについてきてもらえるのか、自分でもさっぱりわからない。

多分、自分よりレースが上手くて、面白くて、人徳があって・・
そんな人は山ほどいる。

いつ座礁するかわからない、こんなチームよりもっと安定しているチームなんて山ほどある。

それなのに、不思議なご縁でたくさんの人、チームに巡り合えて、自分も人生において大切なことをたくさん学ばさせてもらえて・・

まだまだ学ばなきゃいけないことは多いけど、確実に成長はした。

周りの人、チームメンバーに支えられた一年。
いつ恩返しができるかはわかりませんが、まずはまた次の一年に向けて、自分のできることを全力で頑張ります。


そして、他チームの皆様にも、indiVGTを言いたい放題など様々な面でお世話になりました。ありがとうございました。
互いの活動をサポートしていけたらと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


一旦受験ということで離れる期間もありますが、いい結果と共にまた戻ってこられたらと思います。


最後になりますが、今後ともめんたいレーシングを宜しくお願い申し上げます。

2019.8.9 めんたいレーシング代表 八飯めんたいこ


追記

さて、チーム二年目初日の活動は、国体関東ブロック予選。

私は明日から東京に入り、チームドライバーの応援、そしてデータ面でのサポートをして参ります。

逆転の、粘りのレースで国体への切符をつかんだyuu選手に続け・・!

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