どうも、めんたいこです。
今日で監督を一旦降りて、受験に専念しようと思ってます。
その前に、一つだけ書かせてください。
昨日(11月17日)に、またまたご縁ありまして、北日本新聞社主催の「富山eスポーツトーナメント 頂 vol.2 at ネッツ富山本店」に、解説や大会運営として参加させていただきました。
自分が参加して嬉しかったのは、
「グランツーリスモ初めてなんだけど・・」
とか、
「ちょっと買ってみようかな」
といった会話をよく耳にしたこと。
これがキッカケで、よりグランツーリスモ人口が増えてくれたらいいな~と思いました。
イベントの運営各位に、このようなイベントを開催してくださったことを改めて感謝を申し上げます。
さて、今日の本題はそこから派生したお話でございまして。
今回、このイベントに参加されたのは約20名。
小学校低学年くらいかな?というような子や、自分の父親くらいの年齢の方まで、幅広い年代の方が参加されていましたが・・
「え!?こんなに北陸にプレイヤーがいたの!?」
って、率直に。
自分がそんなに社交的じゃないってのもあるだろうけど、にしても、自分の知ってる世界ってこんなに狭かったっけ?と思ったわけです。
こういったイベントは、本当にたくさんの出会いがありますからね。
で、皆さん優しいですから。
私が喋りかけたら、お話に付き合ってくださるわけですよ。
なかなか現実の世界で、こんなに車の話をできる人がいませんから、つい楽しくなってしまって、ずーっと喋りこんでしまってました。
・・気づけばいい時間。
まずは富山駅まで行かなければ。
でももう真っ暗。5時すぎるともう真っ暗。
最寄りの駅は、なんだかすごく薄気味悪い(朝来た時にそう感じた)ところで、今から行くには(ストレンジャーってのもあって)怖かったし、運賃も高いし、乗り心地も悪いし・・
ボロっカスに書いてしまいましたが。
とにかく、富山駅に行くまでが憂鬱でしょうがなかったので、「嫌なんですよね~」なんて正直に話をしていたら
「車で送ってあげましょうか?」と。
いやーありがたい。本当にありがたい。
もう正直な話、歩いて富山駅まで(1時間ほど)行こうと思ってたくらいだから、本当に助かった。
送ってくださったのは、「暇racing極み」の代表であるしーなありささん。
会場で話していた限り、すごく人のいいお兄さんという感じで、結構レーシングシムに詳しいんだな~といったイメージ。
ただ、この方とんでもない方だったようで。
まずはじめに、どういう経緯で私がこういう仕事を依頼されるようになったのかと尋ねられました。
ま、ここで具体的に申し上げるつもりはありませんが、ざっくり私の場合は、本当にたまたまが重なって・・
で、「人脈って大事だね~」という話に。
車に乗り込んでものの1分。
し「僕、長谷川工業さんって会社がスポンサーしてくださってて。」
本当に不勉強で申し訳ないのだが、長谷川工業さんはハンコンを取り付けるコックピットの開発・製造を行っている会社だそう。
・・いや~、俺とんでもない人と知り合ってしまったなぁ・・w
もしかしてこの人、すごい人なんじゃないか・・?
俺、そんな人に富山駅まで乗せてって頼んじゃったのか・・?
申し訳なくなりながら、まぁ、もう少し話を聞いてみる。
し「僕、チームをやってて、ジンドゥーというサイトでHPを作ったんですよ」
フムフム。
し「で、お金もかけてて」
・・ジンドゥーは無料で気軽にHPを作成できるサイト(?)なので、それにお金をかけているということは、相当気合が入ってそうだ。
し「で、作ったHPがジンドゥーさんに(作例として)紹介されて」
し「それが(長谷川工業さんの)目に止まったらしくて」
し「開発段階の製品を、『試しに使ってください』って提供してくださって」
・・話の時系列は前後しているが、事実関係はこういうことみたい。
他にも、チームとしてのレース活動のお話や、eスポーツの今後についてとか、ゲームの話とか・・
【講演会】として、カネとって喋ってもいいくらいの中身の濃さ。
自称専門家とかより、よっぽど濃い話。
カルピスの原液よりも濃かった。
話してて、汗が止まらない。
今まで誇りを持って育ててきたこのチームの、なんとちっぽけで惨めなものか。
なんというか、これを聞いて、落ち込みも嫉妬もしなかった。
同じ土俵にいたとしたら、負けたような気分になってたかもしれないけど、そもそも土俵が違うということに、早々に気づいた。
だから、めんたいレーシングも含めた、他の数多のチームも(ディスるつもりはないが)、チームじゃない。
これはただのコミュニティだ、と。
いや、自分はある程度コミュニティというつもりでやって来たけど、100%コミュニティだとは思ってない。
どこかでチームだと思ってる節があった。
この”コミュニティ”同士で、うちが上だとかどうだとか(勝手に)闘志を燃やすのは、なんと馬鹿げたお話なのか。
どっちの友達軍団が上か、みたいな、小学生レベルの話。
過去にちょっとアツくなったこともあったが、まー自分はなんとバカだったのか
と帰りの新幹線でぼーっと思ってた。
今回の出会いを簡潔に言うならば、視野も、心も広がった。
自分の人生の中で、3本の指に入るほどの、今後に関わる大きな出会いだった。
こんな発見があったのに、チーム運営から一旦離れるのは、心残りでしょうがない。
が、この文意を新監督は汲み取って、頑張ってくれるだろう。
そう信じたい。
さて、このよく分からないブログをもって、チーム設立から約1年ちょい務めてきた「監督」を降ります。
ここまで活動を続けてこれましたのも、皆様の支え、ご理解、そして「素敵な人脈」があったから。
本当に感謝申し上げます。
新監督率いる「めんたいレーシング」も、よろしくお願いいたします。
【追記】
話が盛り上がりすぎて、当初は富山駅までの予定だったんですが、新高岡駅まで送っていただきました。
本当にありがとうございました。
そして、乗せていただいたコペンの良さが未だに忘れられません。