総評
今回のレースでは、バリアとの接触といった思いがけないトラブルはありましたが、自分たちが未然に防ぐことができる範囲でのトラブル・ペナルティがなかったのは大きな成長で、大変良かったと感じています。
何と言っても、今回はあまりバタつくことがなかったのが一番大きい。焦りがあるとつまらないミスを誘発することになりますしね。
この落ち着きをしっかり今後も維持しつつ、後はイレギュラーにどう備えるか、落ち着いて対応できるかでもっと強くなれる気がします。
ドライバーの成長については言う事がありません。
タイムは確実に向上していますし、安定感も今回はかなり高かったように思います。
また、何より経験豊富なガヤルドさんが的確なアドバイスをくださるので、それがとても参考になります。
こういう方と一緒にレースができるのはとても嬉しいことで、感謝しなければなりません。
さて、今回の優勝チームとのラップタイムを比較すると・・・。まだまだ努力が必要そうです。
一発のタイムでは決して劣ってもないのですが、優勝チームはラップタイムが46秒ほどの次元で安定している。
ドライバー交代にかかっている時間も短い。
ドライバー交代の様子を見ていると、まだまだ短縮できる部分が沢山あるようにも感じました。(ピットレーンを飛ばせって言ってるわけじゃない)
ちなみに、レースの世界にタラレバはありませんが、もしペナルティがなかったとしてもトップとは3Lapsダウンほどの差になるようでした。
うーん。速い。
<ラップタイムの詳細はこちらから確認できます>
ちょっと話は変わりまして、助っ人で来てくださっているガヤルドさんがメインで活動されている”FDRC”さんというチームがあります。
チームの歴史や経験量などうちとは比較にならない大先輩であり、大変尊敬しております。
そんなFDRCさんが、カート参戦から8年で初の優勝を飾られたとのことでした。本当におめでとうございます。
と同時に、そんな偉大な先輩方が8年かかったのですから、我々もまだまだ優勝まで長い道のりが続くのだろう、とも感じる出来事でした。
今回のレースは、結果は正直パッとしなかったかもしれませんが、前回の桑名8耐の4位よりも中身が濃いというか、大きな収穫・成長があったレースだったと感じています。
このように確実に成長を積み重ね、長い道のりを一歩ずつ歩んでいきたいところです。
今回も応援いただきありがとうございました!
ドライバーの皆さんお疲れ様でした。
Photo: はとさぶれ、#Nozaフォト、他