予定通りライライくんに変わった途端、急に雨脚が強くなり始めました。
ピットウォールで「どう?」と尋ねてみたところ、「🙅♂️」のアクションが。
これにより予定外の緊急ピットインを決断。
雨にも慣れている玄人のガヤルドさんに託し、「恵みの雨作戦」で大幅ポジションアップを狙う!!
・・・と思ったら段々と雨脚は弱まり、路面も再びドライ部分が現れてくるようなコンディションに。
こういうコンディションが一番難しいのですが、そんな中で周りより10秒程度速いぶっちぎりのタイムで周回。
順調に周回を重ねること6周目。
ワクワクしながらコースを見つめる中、またも悲痛な実況と、ピットに帰ってくるガヤルドさんの姿が。
どうやら後で聞いたところ、想像以上に曲がらずタイヤウォールにヒットしてしまったとのこと。
あまりにも急だったため、そのままピットスルーでダブルスティントを走ってもらうことにしたのですが、後に引いたカートについて「🙅♂️」とジェスチャーがあったため、こちらも予定より早くドライバー交代。
現状の作戦は(ペナルティなども含め)かなりイレギュラーなものになってしまい、もはやどう立て直せばいいのか分からず脳はビジー状態に。
こういう時って経験が物を言うなぁと痛感。
こうしてドライバーは二巡目に突入。再びあずーらがドライブ。
しかしまたも雨は強くなり、いよいよ本降りに。
コース上もフルウェットとなり、マシンから水しぶきが上がるレベルに。
大丈夫か・・・?なんて思って見ていたものの、本人は案外楽しんでいる様子で、周りと比較してもタイム差にそれほど遜色がない状態。
とはいえ、もはやここまで来たらピット回数を大幅に増やしてでもギャンブルをせねばポジションアップは見込めない・・・
と判断しためんたいは、楽しんでいるあずーらには申し訳ないものの、再びガヤルドさんにドライバー交代の準備をお願いし、奇跡の挽回に賭けることに。
名付けて、「恵みの雨作戦・Ⅱ」
そうして準備も整い、ピットインの指示を出したのですが、ホームストレートでなにやら怪しい動き。
とりあえず戻って来てくれれば・・・なんて思ってたのですが、いつまでも帰ってこない。
どうやらエンジンが雨を吸ってしまい、吹けなくなってしまったようです。
無念にもコースサイドにマシンを止め、みるみるうちにラップダウン・・・
恵みの雨はとてもとても苦いものでした。
飴と鞭のレース展開。
雨脚は弱くなる見込みがなく、そうしてこのままレースは赤旗終了に。
1時間33分19秒で止まったびしょ濡れのG-SHOCKを無言で上げたツイート。
別に壊れたわけじゃないですよ。
いつか絶対にこの続きを・・・。