ドライバー頼みの2時間

こうして今回の試みは大失敗に終わってしまい、もう作戦でリカバリーできない状況に。

こうなったらただひたすらドライバーに頑張ってもらうしかない。

運が、流れがこっちに来ることを祈るしかない。

様々な判断をドライバーに相談しつつ決め、我を出さずもう委ねることにしました。

そんな中、たまたま32号車という、今回のキーを握るアタリカートに遭遇。

自分は何も決めていないしただただ勘。偶然の産物。

これは流れが戻ってきたかもしれない。

3人目のyuaにカートを託したところ、46秒台という、その瞬間ではライバルより速いペースで周回。

しかも幸い、ピット消化回数だけは多かったため、ここでスティントを引っ張ることが可能に。

というわけで、yuaには48周=約30分強走り続けてもらいました。

重ステ車両だったようで、非常に疲れたようですが、まぁ私には関係ないです。

とにかく順位はクラストップ付近まで回復し、いよいよ助っ人兼エースのガヤルドさんを投入。

・・・しかし残念ながら引いたのは先程も乗った微妙な車両。

我々が乗り換えた今、場に残っているのはアタリの32号車とアタリ(と思しき)個体。

今度こそ、アウト・イン作戦を成功させたい・・・!

今回は綿密に打ち合わせをして、打ち合わせ通り遂行。条件もたまたまうまく整いました。

そうしてもう一度引いた車両は32号車。

ラップペースは45秒台で周回。あっという間にポジションはトップまで回復。

またピット消化回数もかなりこなせたので、このスティントはかなり引っ張ることが可能に。

というわけで、81周=約1時間走り続けてもらいました。

助っ人にここまで酷いことをさせるとは、とんだブラック企業だと言われましたが、まぁ良いのです。

とりあえずポジションはクラストップ、総合2位まで戻ったので。

残り20分。

ここで再びあずーら→ライライと繋ぎ、なんとかマージンを保ったまま歓喜のチェッカーとなりました。

作戦はガタガタになってしまいましたが、案外なんとかなるんだなぁ・・・

それだけドライバーの力が凄かった、ということだと思うんですが。

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