練習走行
というわけでコースウォークで状況を確認した後、練習走行がスタート。
練習走行のリザルトですが、雨経験も豊富なガヤルドさんは好タイム。
とはいえ、他メンバーはスピン等もありまだまだ掴みきれていない感じでありました。
ライバルチームのタイムを見るとコンスタントに1分5秒台を出している感じでしたから、経験の差を痛感させられました。
まぁ結果から言ってしまえばこの時がおそらく一番雨が強く、コース上の水も最も溜まっていた時かなぁとは思うので、このタイムが一日を通してのボトムであったことは間違いないのですが、とはいえ差は大きいなぁと。
結果も・・・なんて欲をかいた自分を戒めつつ、無事に完走して雨練習ができればいいなぁと思うことにしました。
予選
今回の予選は単純明快「1Lapタイムアタック」。
1発のタイムでグリッドを決めます。
Aチームはガヤルドさん、Bチームはライさんが予選担当。
うーん。
ポールスタートとなると、一度は捨てたはずの欲が再び湧いてきました。
というわけで、今日のスタートはyuaに任せようと思っていたのですが作戦を変更し、ガヤルドさんスタートで後続とのGAPを作った上で、yua→あずーらと回し練習しつつも順位争いしていくことにしました。
決勝
Aチームのスタートはガヤルドさん、Bチームはからあげっとさんが担当。
ガヤルドさんは少し出遅れ(?)一時は抜かれたものの、ポジションをしっかり戻し1周目を終えます。
戦略は、Aチームは180分で10回もピットを消化+10分以内はピットイン禁止(つまりアウト・インは不可能)という条件があるので、基本的には10分ミニマムでスティントを刻みなるべく早くピット回数を消化し、どこかタイムのいいスティントでロングを作る形を、Bチームはそもそも2人で3時間戦うので、ベタ割で負担の少ない形を取ることにしました。
一方のライバルチーム、特にAチームと同じ+3回のハンデが課されているチームはどうやら序盤ロングで刻み、終盤で回数を消化する作戦を取っているように見えました。
雨のレースに於いては、経験の差によってドライ以上に大きくタイム差が出来ますから、戦略というよりはいかに速く走れるか勝負みたいなところはあるんですが、とにかく、同じ条件で2チームが真逆の戦略を取ったことは監督として非常に興味深かったです。
レースの話に戻しましょう。
Aチームは10分ミニマムで1回目のピットを消化。ドライバー交代はせずガヤルドさんがダブルスティント。そして2回目のピットは、ピットに入っていないライバルや同じく1回入ったライバルを大きく離し、再びトップに返り咲いたタイミングで入りました。
ここでドライバーはyuaに交代。
Bチームはほぼ均等割の20数分でピットイン。スピン等ありながらも周回を重ね、ライさんに交代。
Aチームはこの後も基本的にショートスティント、ダブルでyua→あずーらと回しました。
そしてずーっとどのチームも1分台で周回していた中、ついに1分を切るチームが現れ始めたところで、再びエースガヤルドさんを投入。こちらも負けじと分切りを目指すと同時に、ここでロングスティントを使いポジションアップ、マージンを作ってもらうことにしました。
先に結果を言ってしまうと、このベストタイム(58’464)は破られることなくこの日のベストラップとなりました。
さて2時間が経過。残り1時間。
この後Bチームもライさんが58秒台に突入したり、他A・Bのドライバーも確実にタイムが向上してきていたりと、この短い時間の中でとてつもない成長をしておりました。
特にyua、あずーらも他ライバルと同等のタイムにまで向上しており、当初あった3秒/周ほどの差もこの短時間で埋めてしまいました。これには流石に驚いた。
そんなおかげもあり、ガヤルドさんが築いたギャップをさほど吐き出すこともなく、ピットも順調にこなしていたAチームがトップを快走したときに悲劇は起こったのでした。
「マシンが止まった」という実況を聞き、申し訳なくも他チームであってくれと思いましたが、うちでした。
幸いなことに、残り1回あったピットはこのトラブルによるマシンチェンジで以て消化、2位で復帰できましたので、1回のピットを残す新トップに対してまだ勝負権は残されていました。
とはいえ、残り時間わずかなタイミングでのトラブルは挽回が難しく、後のラップペースも上がらなかったため、トップを捉えることはできずレース終了。
結果はAチーム2位、Bチーム4位となりました。
これもレース。特に雨の。